2011/11/19

コーヒープランテーションの逆説的ブートストラップ

ハワード・シュルツ「社会的責任を放棄せずに株主に対して責任を持つ」

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コーヒーの歴史についての本を読んだ。
ドイツ編に入って急に面白くなった。
それは、著者の資本主義への憎しみが、行間から読み取れたからだろう。
商品フェティシズムと搾取が表裏一体である、と著者はいう。

表現がうまく、読ませる文章を書く。
それだけに、コロっと共感してしまう人も多いと思う。
恐ろしい本だ。

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スターバックスでは、「フェアトレードキャンペーン」をやっていた。
フェアトレードのキャンペーン。
語義矛盾を感じた。

語義矛盾というのはクールすぎる書き方で、実際に感じたのは胡散臭さだった。
フェアトレードのうさんくささはどこからくるのだろう。


それがスターバックスの経営戦略の一部と思えるから?
理念先行で、「地に足がついていない」から?
私の共感能力の問題?
共感の安っぽさだろうか?

共感が商品のように思えるからだろうか

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コーヒープランテーションが凄惨な場である限り、
あちらでは安価なコーヒーが生産され続け、
こちらでは幽霊のような共感が再生産され続ける。

そして幽霊はコーヒーに憑依する。
この二つは不可分なので、私はコーヒーと幽霊の代金をカウンターで支払った。

2011/03/31

メモ

「カスタマーリレーションマネジメント暗黒面というのは、つまり企業が、どれだけ消費者から搾り取っても取引を続けてくれるか見極めようとしているのだということだ」

イアン・エアーズ

2011/03/27

長かった青春よ、さらば!

震災の影響で大学の建物が使えなかったので、学位授与式は野外で行いました。
1年休学して7年、今までの人生の実に30%程を大学で過ごしました。

筑波大学に対しては休学もしたことだし、愛憎入り乱れる感じですが、最後は愛が勝ちました。

先生の言葉
・マニュアル的な知識は全く約にたたない
・30代まではモノにならなくても良いから全方位にアンテナを向けろ
・英語を勉強しろ海外に行け
・僕はロスアラモスにコネがある(これは凄い事です)
・反抗するなら意思を貫け

友人の言葉
・大学生活は人を変えてしまう
・田舎の大学でよかった

2011/03/21

映画の感想

モーターサイクルダイアリーズ
・無鉄砲な正義感は人を惹き付ける
・10近く歳の離れている男同士で旅をする事に違和感を感じた
・南米ではダンスが社交になっているのか

ハウルの動く城
・BGMが良かった
・星の子の書き方が呪術的。子供は怖かったのでは

エヴァ序
・震災後の世紀末感にとてもあっていた
・使徒が死んだ時の虹の演出が良い
・クレジットにも虹のモチーフが使われていてよい
・宇多田さんの歌は良いが、歌詞は違和感がある

エヴァ破
・シンジくんがイケメンキャラだった

過剰な情報に溺れない為には?

「コンピュータの電源を切ればよい」
Russell Davies

2011/03/17

ロシア映画とミントのお酒の話

夏休み。酒屋へ行き、ミントのお酒を買う。我が家のクーラーは壊れている。
帰り道、友人からオールナイトでロシア映画を見にこないか池袋へ、というメールが来る。
さんざん迷ったあげく行く事にする。こんな経験はなかなか出来ないはずだ。

合流し、見る。
長回しの映像と筋の分かりにくいストーリー。端的に言ってつまらないが、
こんな経験なかなか出来ないはずだから頑張って見る。

「歳をとるほど、強くなるほど、凝り固まってゆく。それは死に近づくということだ。」

理解できたのはこれくらいだった。
映画では、タルコフスキーの思想が8時間分の映像と台詞で語られていたことだろう。
しかし、それは疲れて凝り固まった私には届かなかった。私は理解できる言葉しか理解しようとしなかったのだ。
凝り固まった人間に何かを伝えるのは大変なのだな、と思った。

朝マックに行く。解散する。
秋葉原のスタバでコーヒーを飲み、日記と感想を書く。電車に乗って帰る。

午前9時、家に付きシャワーを浴びる。クーラーは壊れている。
ミントのお酒を開ける。グラスに注ぎ(人工的なアオミドリ色)、氷をいれて飲む。
こんな最高に美味しい飲み物があったなんて!

それ以来、ミントのお酒を飲むとその朝の気分を思い出す。
冷静に考えるとそんなに美味しくないが、真夏の完徹ロシア映画祭りの後にクーラーの無い部屋で朝を迎えるには最高の飲み物だと断言しよう。

ブチャラティ的イケメン発言だが良く考えてみるとそうでもない例

その1:企業の社会的責任は法人税を出来るだけ多く納税すること

その2:企業の社会的責任は雇用を生み出すこと

その3:企業が継続的に利益を出すということは雇用を継続的に創出するということ

「『株主への責任を守る』『社会的責任も守る』。”両方”やらなくっちゃあならないってのが”経営者”の辛いところだな。覚悟はいいか?オレは出来てる」
ハワード・シュルツ