2011/12/18

コーヒープランテーションの逆説的ブートストラップ2

遥かな南にあるコーヒープランテーションでは、黒人は神への祈りを口にしながら、ドイツ人に鞭でたたかれていた。
涙は太陽の熱で二秒のうちに蒸発し、白い塩の結晶が、砂漠の塩柱のように見える。
私はスターバックスに入り、300円支払って後味の悪いコーヒーを飲む。
私はコーヒーを買っているのではなく、場所を買っている。
筑波大学はどこまでいっても筑波大学が続いているので、確かにサードプレイスは必要だった。
しかし、ここ中央図書館では、エントランスに出店している関係で冷房が効かない。
汗を流しながら、コーヒーを飲むことになる。
もっとも、私の汗は塩の柱になることはなかった。