肌寒く、雨が降っていた
歩道橋が巡らされたバスターミナルを見ると、高校時代を思い出した
この高校を感じさせる場所のすぐ近くに大学があるという事が何故か微笑ましかった
ここでは高校と大学が連続的に繋がっているような気がした
見知らぬ土地の遠い大学に行かずに、このこじんまりとした横浜界隈の大学に行くのも、悪くはなかったかもしれない
風景、というよりも、風景の断絶は、人の心象の時間的な連続性も切り取ってしまうのだろう
ぼくがいずれ筑波からずっと離れるときが来たら、
筑波はぼくにとって特別な象徴になるはずだ