2010/02/02

暫定的な投稿

就職活動は、自分の複雑さ、なんだかよく分からない可能性を収束させる作業で、それは自由が強制される現在では自らの行動履歴への参照によってなされるけれど、忘れてはならないのが、決してその参照のうちに第三者が現れ最終的な審級を下す訳ではない、ということ。だから行動履歴への参照は無限参照にならざるを得ず、大学という就職予備校で客観的視点の大切さを学んだ私達は、その無限鎖の果てにある選択は原理的に永遠の暫定性を帯びる事を知っている。あらゆる自己決定はこれでよかったのか?という疑問符を付けざるを得ない。


1.
この無限の鎖を断ち切りたい。それはどのようにしてなされるか?
それは社会システムによってなされる。
それは暴力によってなされる。

社会システムは暴力の一部であるのか、暴力は社会システムの一部であるのか、それはよくわからない。

2.
暫定的な決定を下し続けた私達は、いつか仮定法過去に追いつめられる